トヨタが販売する人気トールワゴン型のコンパクトカー。
新車登録台数を見ても常に上位にいる程の車種ですが、実はダイハツが製造する「トール」をベースとしたOEM車になります。
本記事ではM900A系/M910A系のルーミーに9インチを取り付けるために必要な金具や、純正バックカメラを連動させるために必要なパーツなど、オプション品も含めて具体的に紹介していきます。
新車を購入検討されている方や、中古で検討されている方、純正ナビの交換を検討している方はぜひ最後まで読んでください。少しでも参考になればと思います。
社外ナビを検討するにあたって
ルーミーには一部社外ナビを取り付けられない設定があり、社外ナビを検討するにあたって確認する必要があります。
具体的には9インチディスプレイオーディオ付車の場合、異形パネルのため取り付けや交換ができません。
これはCDデッキを始めとするオーディオやナビ全般で交換ができないので注意する必要があります。
新車で購入で社外品を検討している方であれば迷わず「オーディオレス」設定を選んでください。
中古で購入される方でナビ交換を検討されるのであれば必ず確認してください。
カロッツェリアの9インチナビを取り付ける場合
オーディオレス又は9インチ以外のカーナビが付いているの場合
取り付けに必要な金具はKLS-Y904Dが必要となります。
この金具にはブラケット、ダイレクト接続コネクター(10P/6P/5P)、車速信号交換コネクター(24P⇒20P/5P)、ネジが含まれていて税込み11,000円となっています。
ディーラーオプションの9インチカーナビが装着されている場合
純正のブラケットを流用しつつ、KJ-D101DKでカロッツェリアのナビに交換することができます。
おすすめカーナビ2選
サイバーナビAVIC-CQ912-3-DC
サイバーナビといえばカーナビの機能・性能だけでなく、カーライフが楽しくなるエンタテイメントも重視されている製品になります。
ドコモのLTE回線を使って車室内をオンライン化させるネットワークスティックを同梱。
車内が5台まで同時接続が可能なWi-Fiスポットになったり、スマホをつながずと大画面でYouTubeを再生したり、自宅に設置したブルーレイレコーダーにクルマからアクセスして遠隔で録画番組を視聴することもできてしまいます。
これにより、長距離の運転や渋滞中のストレスを和らげたり、さらには通信量を気にすることなく、同乗者がYouTubeを見たりすることが可能となり、ドライブが一層楽しいものになります。
HDMIの入力も付いているので、Fire TV Stickをつなげて思う存分、動画や音楽を楽しむことが可能となります。
楽ナビAVIC-RQ920-DC
楽ナビは基本的な機能や性能をしっかりと持ちつつも、誰もが使いやすく直感的に操作ができるラインアップになっています。
ナビゲーションとしてはサイバーナビと同様に3年間地図の更新も無料で実施でき、画面も高画質、高精細なHDパネルとなっていて、見やすく操作が簡単です。
エンタメ面では車内をWi-Fiスポット化させるネットワークスティックも同梱されています。しかしサイバーナビは電源が入っていれば常時Wi-Fiを使えるのに対して、楽ナビは停車中の使用制限があります。
HDMI入力を持ち合わせているのでスマートフォンなどで再生するYouTubeを画面に映して楽しむことができます。
なんと言ってもお手頃価格で入手できるのが最大のメリットですね。
オプション品
純正バックモニター(カメラ)の流用
ルーミーにはトヨタのオプション設定である「ナビレティパッケージ」と「パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ」があり、これらにはオーディオレス設定であっても、バックモニター(カメラ)がレディ(準備)されています。
上記で説明したカロッツェリアの2機種であればRD-D201BCを接続することで、そのまま流用できハンドルに付いているステアリングリモコンも同様に流用できますので、必須アイテムになるかと思います。
後席モニター
ヘッドレストに付けるモニターを付けることで同乗者、特に子どもがいる家庭には最適です。
モニターひとつタイプもあれば、用途に応じて2枚タイプもあります。長期的なライフスタイルに合わせて選択するといいかと思います。選び方はコチラ。
ドライブレコーダー
純正にも前後2カメラタイプのドライブレコーダーがあるのと同様にナビゲーション連動の前後2カメラのドライブレコーダーがカロッツェリアから発売されています。
先ほど紹介したサイバーナビに対応している2カメラモデルはVREC-DS800DCという商品で画質は純正同様に200万画素ですが、24時間365日の駐車監視機能が付いているので乗っていない時のトラブルにも安心できます。
楽ナビに対応している2カメラモデルはVREC-DS810DCという商品になり、フルHD画質で楽ナビの画面上で鮮明に録画データを確認することができます。また24時間365日の駐車監視機能が付いているので乗っていない時のトラブルにも安心できます。
ETC2.0/ETC車載器
カーナビと連動してETC2.0の機能をフルに使いたい場合はND-ETCS2
カーナビと連動はせず、お手頃価格でETC2.0を使いたい場合はND-ETCS10
ETC2.0は必要なく、カーナビとETCと連動させて使いたい場合はND-ETC9
ETC2.0は必要とせず、カーナビと連動もしない単独タイプの場合はND-ETC40
まとめ
ルーミーで社外ナビを取付ける際の参考になったでしょうか。
また今回はコンソールにピッタリ入るカーナビをご紹介しましたが、フローティング構造のカーナビCN-F1X10BGDやAVIC-RF920-DCも取付けることが可能です。ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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