日産のアウトドア系SUVの代表と言えばエクストレイル。
平成12年に登場した初代エクストレイル(T30系)は従来のオフロード4WDとは異なりスタイリッシュなフォルムでありながら、ゆったいとした車室空間とラゲッジスペースを持つ、本格的な4WDとして人気でした。
平成19年には2代目となるT31系、平成25年には3代目のT32系と進化を続け、令和4年の7月に新型となるT33系が発売されました。
日産エクストレイルにはNissanConnectサービス対応のメーカーオプションのカーナビから、ディーラーオプションのカーナビとラインアップを取り揃えています。
本記事では新型エクストレイルに社外ナビを取り付けられるのか?とうい疑問やどんなナビなら取付けられるのか?装着するには何が必要なのか?を具体的に紹介していきたいと思っています。
結論から先にお伝えすると、コンソールにキレイに収めるのであれば7インチか7インチワイドが適合情報として公開されています。
残念ながら8インチや9インチなどの大画面カーナビは装着が厳しそうな状態です。
車両購入を検討されている方や、社外カーナビを検討されている方、初期費用を抑えたいと思っている方は是非最後まで読んでください。少しでも参考になればと思います。
社外ナビを検討するにあたって
エクストレイルの特徴でもある、プロパイロット(ナビリンク機能付)は、NissanConnectサービス対応の純正ナビを選択しないとを存分に使いこなせません。
ナビと連動して地図情報からあらかじめカーブやジャンクションの大きさを把握して、スムースに曲がれるように車速をコントロールしたり、ナビ情報とカメラから得る法定速度を認識して、車速を変更するなどといった安全運転支援は、対応する純正ナビを選択するほかありません。
また、同様にプロパイロットであれば走行中の“もしも”にも対応します。
走行中にメーター表示や音による警告にもドライバーの意識反応が得られない場合は、ハザードを点灯させ停止。必要に応じて警察や消防に連絡するプロパイロット緊急停止支援システムを活かすことができます。
そこまで必要ないと思った方は、積極的に社外ナビを検討することをおすすめします。
社外ナビありきにはなってしまいますが、車両購入時にオーディオレス以外の純正ナビを装着してしまうと、後から社外ナビに交換できなくなってしまうので、購入時には十分検討しましょう。
社外カーナビを取り付けるための金具
カロッツェリアのカーナビであればKJ-N104DKを使って7インチワイドモデル、KK-N54DEを使って7インチモデルを装着することができます。
KJ-N104DKを使って取り付け
7インチワイドモデルを装着するために必要なKJ-N104DKには、ダイレクト接続コネクター(20P/12P イグニッション電源対応、ステアリングリモコン用ミニプラグ)とアンテナ変換コネクターが同梱されています。
何年も前のカーナビを付ける際には別のステアリングリモコンケーブルが必要になりますが、ここ数年のカロッツェリアのカーナビであれば問題ないです。
(日産4に対応した商品であればOK)
KK-N54DEを使って取り付け
7インチモデルを装着するために必要なKK-N54DEには、窓口の隙間を埋めるパネル、ブラケットが二つ、配線コネクター(20P)、イグニッション電源、車速信号などを接続するためのコネクター(12P)、暗転変換コネクター(GT)などが同梱されています。
こちらのキットにはステアリングリモコンケーブルは同梱されていないため、ステアリングリモコンを活用したい場合は別途KJ-N102SCが必要となります。
おすすめカーナビ2選
サイバーナビAVIC-CW912-3-DC
サイバーナビといえばカーナビの機能や性能だけでなく、カーライフが楽しくなるエンタテイメントも重視されている製品になります。
ドコモのLTE回線を使って車室内をオンライン化させるネットワークスティックを同梱。
車内が5台まで同時接続が可能なWi-Fiスポットになったり、スマホをつながずと大画面でYouTubeを再生したり、自宅に設置したブルーレイレコーダーにクルマからアクセスして遠隔で録画番組を視聴することもできてしまいます。
これにより、長距離の運転や渋滞中のストレスを和らげたり、さらには通信量を気にすることなく、同乗者がYouTubeを見たりすることが可能となり、ドライブが一層楽しいものになります。
HDMIの入力も付いているので、Fire TV Stickをつなげて思う存分、動画や音楽を楽しむことが可能となります。
サイバーナビにおすすめのオプション品
サイバーナビは拡張性が高く、様々なオプション品の設定があります。ドライブレコーダーを始めとする必需品からエンタメまで一覧でまとめたのでコチラを参考にしてください
楽ナビAVIC-RW920-DC
楽ナビは基本的な機能や性能をしっかりと持ちつつも、誰もが使いやすく直感的に操作ができるラインアップになっています。
ナビゲーションとしてはサイバーナビと同様に3年間地図の更新も無料で実施でき、画面も高画質、高精細なHDパネルとなっていて、見やすく操作が簡単です。
エンタメ面では車内をWi-Fiスポット化させるネットワークスティックも同梱されています。サイバーナビは電源が入っていれば常時Wi-Fiを利用することができますが、楽ナビは停車中に使用制限があることが違いとなります。
HDMI入力を持ち合わせているのでスマートフォンなどで再生するYouTubeを画面に映して楽しむことができます。
なんと言ってもお手頃価格で入手できるのが最大のメリットですね。
楽ナビにおすすめのオプション品
楽ナビは専用のドライブレコーダーからスマホの接続ケーブルなど接続可能なオプション品が多数あります。一覧でまとめたのでコチラを参考にしてください
まとめ
新型エクストレイル「T33系/SNT33系」で社外ナビを取付ける際の参考になったでしょうか。
最低5年は乗ることを考えると、まずはNissanConnectサービスを使うのかどうか。
もし必要であれば純正一択になります。
NissanConnectサービスをそこまで必要機能ではないという場合は積極的に社外ナビを検討することをおすすめします。
また今回はコンソールにピッタリ入るカーナビをご紹介しましたが、フローティング構造のカーナビCN-F1X10BGDやAVIC-RF920-DCも取付けることが可能です(正式な適合表はでていませんので参考までに)。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント