テレビっ子の皆様に朗報です。
クルマの中でBSを見たいと思っていたあなた。
車載用のBSアンテナを検索していませんか!?
そんなあなたは驚愕の事実を知ったかと思います。
車体に鏡餅みたいなアンテナを付けなくてはならないという事に・・・
今回ご紹介するのはスマートにクルマでBSを見る方法をご紹介します。
その方法はズバリ
レコーダーアクセスという名の機能を持ち合わせたカーナビを装着する。
レコーダーアクセスとは、その名の通りレコーダーにアクセスするものです。
クルマの中にいながら家に設置してあるレコーダーにアクセスして、遠隔操作ができてしまう優れもの。
リアルタイムで放送しているものや、録画してある番組をクルマの中にいながら操作、閲覧するというものです。
それを可能にしているのがカロッツェリア(パイオニア)から発売しているサイバーナビという商品になります。
こんな方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- クルマ好きのテレビっ子
- 隙間時間に録画したテレビを見たい人
- 長距離/長時間運転することが多い人
- クルマでBSを見たい人
- 家のレコーダーにまだ見てない録画番組がたくさん残っている人
レコーダーアクセスを使うまでに必要なこと
まず、クルマでBSを見るために必要なことをピックアップしました。
- クルマに社外のカーナビを取付けられること
- クルマにサイバーナビを取付ける
- クルマの中をWi-Fi環境下にする(スマホのテザリングでもOK)
- 対応のレコーダーを購入する
- 家の中のインタネット環境が整っている
- スマホ専用のアプリをダウンロード
ご覧の通り、いくつかの難関をクリアしないと利用することができませんが、ある程度条件がそれっている方であればスムーズに利用開始できると思います。
順を追って解説してきます。
クルマに社外のカーナビを取付けられるか確認
最初にして最大の難関です。
世の中のクルマには社外カーナビが取付けられるクルマと取付けられないクルマの2種類があります。
近年、新車でクルマを購入された方でカーナビが純正(メーカー純正)の場合は厳しい可能性があります。
また、マツダ車、外国車の多くは社外のカーナビを取付けられない可能性が高いです。
まずは車検証を用意して、こちらのリンクから自己診断してみましょう⇒こちら
適合情報の見かた
《例1》スズキのエブリイ(H27/2~現在)の場合
エブリイの年式が平成27年2月以降の「DA17V系」であれば、現在の形状がどのような形状であってもサイバーナビ(社外ナビ)を取付けることができます。
《例2》マツダのCX5(H29/2~現在)の場合
CX5の場合、平成29年2月以降の全ての型式において、残念ながらサイバーナビ(社外ナビ)を取付けることができません。
取付けできる場合でも、ほとんどの車種で別途必要な取付金具が必要になってきます。 また、場合によっては加工作業が必要だったりするので、最終的には専門知識のあるカー量販店や取付業者など確認してください。 クルマによっては取付情報では取付不可の車種もサードパーティの取付金具を使い、取付けられる場合もありますので、最後まで諦めずに調べてみましょう。 特に適合表では、一般的な乗用車のみ掲載されています。キャンピングカーなどに設置したい場合は特に専門的な知識のあるショップにご相談ください。
クルマに合う画面サイズのサイバーナビをチェック
クルマに社外のカーナビ、サイバーナビを付けられることがわかったら、ゴールまではもうすぐです。
サイバーナビには4つの画面サイズのラインアップがあります。
- 9インチ
- 8インチ
- 7インチワイド
- 7インチ
それぞれのクルマに取付けられるサイズは異なりますが、できるだけ大きな画面を選択しましょう。
ひと昔前は7インチか7インチワイドしかありませんでしたが、今や軽自動車でも9インチの大画面サイズを装着できるようになってきています。
今人気のジムニーやジムニーシエラも9インチのカーナビを装着することができます。
クルマの中をWi-Fi環境下にする
画面サイズが決まったら、次はクルマをWi-Fi環境下にする方法を検討する必要があります。
通信環境がすでに整っている方
すでに以下のようなクルマの中でサイバーナビをオンライン化させることが出来る状態にあるかたは、この項目はスルーしてください。
※場合によっては大量のデータ通信になるので、通信量に制限がかかるような契約をしている方は見てください。
- スマホで大容量パケット通信が可能な契約をしている
- ポケットWi-Fiを持っていてい大容量の通信を制限なく使える
通信環境が整っていない・充実させたい方
サイバーナビには車載用の通信端末(ネットワークスティック)が同梱されているモデルがあります。
その端末の特長は端的に以下の通りとなります。
- 1年間、通信量に制限なく通信し放題(速度制限がかからない)
- サイバーナビ接続時、エンジンON時のみ利用可能
- 同時に5台までWi-Fi接続可能
- ドコモのLTE回線を利用しているので広いエリアで安定して受信
- ドコモユーザーでなくても利用可能
- 1年後からは、プランを選んで契約(契約料、違約金なし)
通信端末が同梱されているモデルを選ぶことで、クルマの中がWi-Fiスポット化し、サイバーナビを通信で楽しむだけでなく、同時に5台までWi-Fiスポットにすることができるので、家族で乗る場合でもそれぞれで通信量を気にすることなくオンラインコンテンツを楽しむことが可能となります。
使い始めるまでに必要な手順は以下の通りです。
- ドコモのdアカウントを取得(無料、ドコモユーザーでなくても取得可能)
- docomo in Car Connectの利用登録(無料、ドコモユーザーでなくても取得可能)
ドコモインカーコネクトの登録をする際にはクレジットカード情報の登録が必要となります。
1年間の無料期間が終了後メールで通知が届きます。利用シーンに合わせたプランで契約を続ける場合、登録したクレジットカードで決済となります。
《プランの紹介》
- 1日プラン :550円(税込み) ちょっとしたおでかけに
- 1か月プラン:1,650円(税込み)旅行などの長距離ドライブ
- 1年プラン :13,200円(税込) 毎日の通勤や送り迎えなどの利用に
自分にピッタリのサイバーナビを選択
上記の項目でクルマに合った画面サイズと通信環境を作るために必要な方法が整理されたかと思います。
サイバーナビは全部で8種類
画面サイズで4種類、各画面サイズに通信端末(ネットワークスティック)が同梱されているモデルと同梱されていないモデルがあります。
型番 | 画面サイズ | ネットワークスティック同梱 |
AVIC-CQ912-3-DC | 9インチ | 〇(1年間通信無料) |
AVIC-CQ912-3 | 9インチ | × |
AVIC-CL912-3-DC | 8インチ | 〇(1年間通信無料) |
AVIC-CL912-3 | 8インチ | × |
AVIC-CW912-3-DC | 7インチワイド | 〇(1年間通信無料) |
AVIC-CW912-3 | 7インチワイド | × |
AVIC-CZ912-3-DC | 7インチ | 〇(1年間通信無料) |
AVIC-CZ912-3 | 7インチ | × |
ご自身のクルマや通信環境によって最適な機種を選択しましょう。
対応のレコーダーかチェック
クルマでの環境が整ったら、次は家の環境のチェックになります。
クルマの中から遠隔で操作するには、対応のレコーダーやチューナー、NASのいずれかが必要となってきます。
対応機種
対応している機器は以下の通りとなります。
- パナソニック
- シャープ
- 東芝
- I-Oデータ
- バッファロー
- ひかりTV
- ひかりTV for docomo
各メーカーの機種適合はこちら
レコーダーの主力メーカーとしてソニーが含まれていないのが気になりますね。
洗車やコーティングもネット割で嬉しい!
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KeePerのコーティングだってお得にできます。
家の通信環境
昨今のレコーダーはインターネット接続が可能な機種が増えてきています。
その中でも有線LANではなく、無線LANを活用した接続方法が見栄えが良く、人気の接続方法になっています。
レコーダーアクセスをする際には、より安定した通信環境が好ましいので、できるだけ有線LAN接続をおすすめします。
専用アプリで家とカーナビを接続
ここまでくれば、あとはアプリを使って家の機器とカーナビをペアリングするだけです。
- ステップ1専用のペアリングアプリをインストール
スマホに「DiXiM Play for carrozzeria」をインストール
- ステップ2対応したレコーダーやチューナーとペアリング
スマホに機器を登録
- ステップ3サイバーナビとペアリング
サイバーナビとスマホをBluetoothでペアリング
- ステップ4接続を有効化
アプリとサイバーナビの接続を有効にする
※レコーダーとのペアリングは90日ごとに必要。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
それぞれに各難関があるので、人によってはアプリを使って連携するだけの方もいれば、社外ナビが付くか付かないか、から調べなくてはならない方もいたかと思います。
楽しみ方は人それぞれですが、録りためたドラマを送り迎えの待ち時間に観たり、テレビの電波が入らない場所でのテレビ視聴、通常であればトンネル内では電波が入らないので視聴できませんが、ドコモの電波が入っていればどこでも視聴することができます。
もちろん、逃したくないBS放送もリアルタイムで視聴することが出来てしまいます。
ぜひ体験してみてください。
カーライフがより一層、充実することでしょう。
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