2019年10月に生産を終了したが、まだまだ中古市場で人気のエスティマ
低重心かつ車格がファミリーに丁度良く、根強い人気が続いている。
特に2006年から続くいわゆる「50系」のエスティマは、前期・中期・後期・最終型とあり、予算や好みの顔で選択することができるところが、人気の理由のひとつだと思います。
今回はそんな「50エスティマ」のヘッドライトを実際に純正HIDから、LEDに交換した経験を踏まえて、交換するべき理由と、おススメのヘッドライトを紹介いたします。
結論、純正HIDを交換するなら、HID屋 D4S 19300cd(カンデラ) LED ヘッドライトが最適でした!
特に2024年8月以降に車検を受ける予定のある人は、必ずチェックしてください。
ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
50エスティマでヘッドライトを交換する理由
いくら根強い人気といえど、前期のタイプであればそろそろ20年落ちが間近にせまり、走行距離が10万キロを走っていなくても、様々な箇所で“ガタ”がきている頃だろう。
今現在も乗っている人も、これから中古で50エスティマを検討する人も、早めの交換をおススメします。
理由①単純に暗い
さすがにハロゲンではないにしても、10年~20年も前の車になると、当時は最先端だったHIDも光量が落ちて見づらくなってきてしまいます。

画像を見てもらうと、明らかに明るくなっているのがわかると思います。
また、遠くが良く見えるだけではなく、手前側の左右も広角に光が広がり全体的に明るくなる面積が広くなっています。
晴れの日の夜ならまだしも、雨の日の夜は特に見づらくなってきます。
特にフロントガラスの水垢や油膜の蓄積が相まって、乱反射して視界不良になることが多いのでヘッドライト交換と合わせて、特に油膜は定期的にチェックしましょう。
理由②見た目
純正HIDの場合、約4200ケルビン程度の色味になるので、「THE純正」感の強い若干黄色がかった色味になっているかと思います。
白くカッコよく見せたい場合は5000ケルビンから6500ケルビンの間で選ぶと、純正感もなくなり程よい色味になります。

色味も黄色味がかった色から鮮明な白になったことが画像からもわかると思います。
どうせ好きな車に乗るなら少しでもカッコイイ方がいいですよね。
6500ケルビンを超す色合いになると、青見がかりよりカッコよくなりますが、車検に通らなくなります。実際6500ケルビンでも、測定方法や見え方によって車検に通らないケースもあるようで交換する際は気を付けましょう。
理由③車検に通らない
これが一番の問題点。

仮に10万キロ走らず、どこも不調なく大切に乗っていたとしても、車検に通らなくなる可能性があります。
それはヘッドライト検査が2024年8月に厳格化されたためです。
ハイビームでの測定をしていたが、このタイミングからロービームで光軸と光量を計測することが徹底されるようになったから
エスティマのヘッドライトは年式と共に劣化が進み、レンズの黄ばみと相まって光量が足りなくなるケースが多くあります。
画像でもわかるとおり、ひどくはないものの、若干レンズも黄ばんでいます。この程度の黄ばみであれば、他の画像まで白く、明るく照らすことが可能です。
いざ車検に出した際に、光量が足りずにその場でヘッドライトの交換などとなった場合、通常よりも高い設定料金で交換せざるを得なくなります。
後述しますが、50エスティマはヘッドライト交換が通常のクルマと異なり、作業に時間と手間を要します。
2024年8月以降に車検を受ける予定のある人は、必ずチェックしてください。
50エスティマのヘッドライト交換するならLED
光量が安定しなかったりカットラインが、明確にでなかったりすることもあり、ひと昔前ならおススメされなかったLEDのヘッドライト。

明らかに明るくなって見やすくなりました。
今や純正でもLEDのヘッドライトが主流となりはじめ、安心して使用できるレベルになってきました。
純正HIDからの交換
純正HIDが付いている場合、ロービームの形状は「D4S」になります。
中華製メーカーから、安く発売されているものも見かけますが、特にカットラインがキレイにでないことで車検が通らなったという口コミもあるかと思います。
今回は、安心して使用できサポート体制も整っている日本のメーカー「HID屋」のDSシリーズを選択。

この商品の特徴は、何と言ってもバルブ式で加工が不要で交換が可能なことに加え、19300カンデラ(明るさ)で、しっかりとカットライン(明暗のライン)が出るということ。
もちろん上のグレードはもっと明るいシリーズもありましたが、コスト面と取付けを考慮して、こちらを選択。
ハロゲンからの交換
50エスティマの中でも、純正がHIDではなくハロゲンの場合、ロービームの形状は「H11」になるので、その場合は、同じ「HID屋」からこちらから選ぶといいでしょう。
作業工賃
エスティマのヘッドライト交換は、他のクルマと異なりエンジンルームから手を入れて作業することが、ものすごく困難で、基本的にはフロントバンパーを外しヘッドライトごと外してからの作業となります。
それだけ時間と手間がかかり、作業工賃に追加されることになります。
通常、エンジンルーム内で簡潔する場合、左右で5,000円前後となりますが、エスティマの場合10,000円前後してしまうことがあります。
さらに、バルブ交換タイプ(ポン付けタイプ)ではなく、電源加工処理が必要な商品になるとさらに、工賃は高くなります。
もちろん加工処理が必要な商品の方が、明るく照射できるメリットはありますので、どこまで明るくした以下によって、商品を選択するといいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
50エスティマのヘッドライトを交換する場合、グレードの高い商品を選択肢に入れることは可能だと思いますが、HID屋のDSシリーズがコスパ最強だと思います。
ぜひ参考にして、エスティマのヘッドライトを交換してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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