市販カーエレ商品の人気メーカーといえば「カロッツェリア」と「ケンウッド」。
カーナビやカースピーカー、ドライブレコーダー、後席用のモニターなど様々なカテゴリーの商品を発売しています。
昨今人気のディスプレイオーディオは、Amazonを始めとするECサイトでは中華製のディスプレイオーディオの価格が安く人気を集めています。
一方で中華製に対して不安を抱く人は、安心の国内メーカーを選択する人も多く、カロッツェリアとケンウッドの価格帯も安いローモデルを選択する人が多い傾向にあります。
実際に価格コムを参考にしても10位以内にカロッツェリアが5機種、ケンウッドが2機種と、その人気は間違いありません。
そこで本記事では人気メーカーの「カロッツェリア」と「ケンウッド」から発売されている、最安モデル「FH-8500DVS」と「DDX5020SR」をわかりやすく比較して、あなたに合った機種の選択ができる情報を提供いたします。
ぜひ最後まで読んで参考にしていただけたらと思います。
【スペック比較】FH-8500DVS VS DDX5020SR
まずは両機種のスペックを比較して自分のライフスタイルに合ったものを選択しましょう。
とはいえ、基本的にはローモデルになりますので、大きな差はないかと思いますが、両機種とも少し画面サイズが小さめということだけは、把握したうえで検討してください。
型番 | FH-8500DVS | DDX5020SR |
---|---|---|
発売日 | 2019年6月 | 2024年7月 |
形状 | 2DIN | 2DIN |
画面サイズ | 6.8v型 | 6.8v型 |
ハードキー | 物理ボタン | スマートフラットキー |
AppleCarPlay | 〇(有線) | 〇(有線) |
Androidauto | 〇(有線) | 〇(有線) |
DVD/CD | 〇 | 〇 |
Bluetooth | 〇 | 〇 |
USB | 〇 | 〇 |
ハイレゾ再生 | 対応 | 対応 |
USBミラーリング | × | 〇 |
ラジオ | 〇 | 〇 |
アンプ出力 | 50w×4ch | 45w×4ch |
プリアウト | フロント/リア/サブウーファー | フロント/リア/サブウーファー |
マルチチャンネル | 〇 | × |
ステアリングリモコン | 対応 | 対応 |
バーチャルサウンド | スタジオ/シアター/ステージ/リビング | × |
バスブースト | 〇 | 〇 |
タイムアライメント調整 | 〇 | 〇 |
13バンドイコライザー調整 | 〇 | 〇 |
バックカメラ | 対応 | 対応 |
リア出力 | 対応 | 対応 |
連動ドライブレコーダー | 対応 | 非対応 |
さっそく、差がある点に注目して解説していきます。
発売日
なんと言ってもケンウッドの「DDX5020SR」は2024年7月に発売されたばかりの商品で、どうせ買うならより新しい商品という消費者ニーズには強くマッチすると思います
カロッツェリアの「FH-8500DVS」は2019年発売ということで、機種的にはカロッツェリアのディスプレイオーディオの中でも一番古い商品となっています。
単純に“新旧”という観点からすると「DDX5020SR」に軍配が上がるように見えますが、2019年からずっと人気の商品ということで、商品的な安心感と当時から必要最低限の要素を確実に押さえている。このことを考えると、どちらにもメリットがあると考えられます。
そのことを証明するかのように2023年には“みんカラ”の「カーオーディオ・ビジュアルプレーヤー・本体部門」で殿堂入りを果たしているほどです。
参照元:カロッツェリア
USBミラーリング
これは2019年にはなかった機能でしょう。
最新機能として搭載された「DDX5020SR」になります。最新機種のメリットは時代に合わせた機能が付加されることです。
専用のアプリをインストールすれば、Android搭載のスマホであればミラーリングが可能になりますので、著作権で保護されていない映像であれば気軽に楽しめることができます。
参照元:ケンウッド
iPhoneユーザーや「FH-8500DVS」の場合で、動画コンテンツを楽しみたい方はオットキャストを接続することでディスプレイオーディオがAndroidタブレット化するので、YouTubeやNetflix、HuluやDAZNなど、CarPlayでは楽しめない動画コンテンツを楽しむことも可能になります。
アンプ出力
これは確実に「FH-8500DVS」に軍配があがります。
45Wと50Wの差ですが、明らかに出音が変わってきますので、特に純正オーディオから交換する場合の変化量が違います。
また、もともと50Wのオーディオを使っていた人が45Wにしたときの、全体的にメリハリが無くなる感じが出てきてしまう可能性があります。
もし、物足りない、もっと音質向上させたい場合は簡易的でも外部アンプを付けるといいでしょう。
音質調整など
まずマルチチャンネルでの接続が可能な「ネットワークモード」が、この価格帯で搭載されていることがありません。
通常、50W×4chはフロント×2ch+リア×2chで接続されます。
この際フロントがセパレートスピーカーであれば、ドアスピーカーとツィーターはセットで1ch(片側)になります。
マルチチャンネルの場合は
50W×4chを全てフロントスピーカーで使用されることになり、
ドアスピーカーで2ch(左右)、ツィーターで2ch(左右)で使用されるので、フロントでの出音が各段に良くなります。
また、それぞれのチャンネルごとの調整が可能になるので、自分好みの音質調整をすることができるようになります。
価格
価格に関しては2025年9月現在、ケンウッドの「DDX5020SR」に軍配が上がっています。
全体的なバランスと用途に合わせて選んでみてください。
\あなたならどっち?/

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